カマカマの雑草ブログ

個人の日記です

休職Sprint10レトロスペクティブ & 休職を終えて

これが最終スプリントです。

期間

2018/05/01 ~ 2018/05/07

やったこと

GKPTは長くなるので省略とします。

振り返って

自分は休職を始めるきっかけと、発生した問題、対応についてなるべくシンプルに表現してみようと思う。
そして、ちゃんと自分は療養できたのだろうか、ということについて考えてみることにする。

きっかけは3つ、「仕事のストレス」「抗不安としての大量飲酒」「過去のことに伴う自己否定」
これらで発生したのが「自殺願望・希死念慮
上記に伴い休職を選択し、環境療法(聞こえは良いが、遊び呆けていただけとも取れる気がする……)により「仕事のストレス」に対応する。

「抗不安としての大量飲酒」については、主治医・産業医などと相談し、依存性の低く健常な代替手段(これは抗不安剤も含める)を模索することで対処。
今の所は「街の徘徊をする」が大きく効果がありそうなのでそのような感じになっている。

「過去のことに伴う自己否定」については、象徴的であったエピソードについては針金紳士に謝罪をし、自分の過去の創作物を振り返り、どうやら自分の記憶には脚色がありそうであるということを自覚。
休職期間に少しずつ過去を整理、正しく認知という行為を行うことで対応を行った。

きっかけ全てに対して対応手を打つことが出来ており、正しく療養出来ていたのではないかと思う。 これがベストではなかったかもしれないが、その中でも出来ることを自分なりに進めてきた、きっとこれが大事なことなのだと自分は思う。

金銭面はどうだろう。あまり節制しなかったので、最終的に約100万近く飛ぶことになった。 下宿を引き払っていない、税金等の存在感が大きい。後は旅行。 休職するリスクが自分にもあると考える人は、ある程度は貯蓄をしておくと良いと思う。 傷病手当金が振り込まれるのはかなり時差がある。

消化したやりたいことリストはどうだろう。休職スクラムなんてものを立てたが、見積もりを立てるということが面倒で、残念ながらあまり継続しなかった。 Googleスプレッドシートにまとめた二点見積もりは残念ながらあまり機能しなかったが、Todoistにまとめたノルマの方は機能した。 その日にやっときたいリスト くらいをTodoとして残して行うくらいが継続するようだ。 ただこのやり方は長期間での計画と相性が悪い。 全体のバックログを眺めると、思ったよりは最初に立てた内容を達成できており、7割ほどがステータスClosedになっている。 旅行系が思ったより消化できていなかった。まだまだ旅慣れていない感じである。

全体的にはどうだったか。何だかんだでスラスラと言葉が出てくるタイプだと自覚していたが、不思議なことにそんなに言葉が出てこない。 この期間に思う所が何もなかったのだろうか。いや、そんなことはない。 多くの人間に迷惑をかけ、多くの人間に色々なことを言われ、自分でも色々なことを考え過ごしてきたつもりではあったが、こうしてピリオドの上に立つと不思議なほど、実感というものが湧いてこない。 案外労働のスタート地点にもう一度立った時のほうがエモーショナルなテキストを思い付くのかもしれない。 あるいは、もう意外と気持ちの整理とかは全て終わっていて、元の勤めていた頃に居着いているから言葉が出ないのかもしれない。 それとも、単純に自分に気持ちを表現する能力が足りていないのかもしれない。 案外最後の理由な気もするが、そうであるならもう少し自分の気持ちや思いを表現する能力を身に着けて損はなさそうだ。

あの日、あの時、自分はこんなツイートをしていた。

この思いは正直なところ、今もあまり変わってはいない所はある。

きっと自分は大した人間ではないと思う。
エンジニアとしても大成できないかもしれない。
作りたかったゲームや物語を産み出すこともできないかもしれない。

ないないづくしというやつである。困ったものである。 だが、そういう人間を徹底的に否定して壊そうとすると、それが結果的に他の人間や、その人達の大切なもの、産み出してきたものに対しての暴力になるのだということを知った。

自己否定は自己完結に留まらない範囲攻撃型の暴力だ。そして周りが傷つくのを見て、また自己嫌悪と否定を深める。

自分にとって大切な人たちが自分が原因で悲しい思いをするのは身が裂かれるような気持ちになる。

ならば自分自身や、自分の重ねてきた過去、これから来るであろう未来、困難な出来事に人として正しい姿勢で向かおう。 自分自身を否定せず、周りの人間が自分を理由に悲しい思いをしないように努力して生きていこうと思う。 姿勢を正して生きていこう。自分はきっと、ずっと昔から今に至るまでそういう物語が好きだった。

今後も人生いろいろあるでしょうが、まあやっていきます。